身寄りがないので、実家のお墓のこと、自分の納骨のことなど不安です。どんな選択肢があるか教えてください。
身寄りがないので、実家のお墓のこと、自分の納骨のことなど不安です。どんな選択肢があるか教えてください。
実家に代々のお墓がありますが、そのお墓の管理と、自身の終活について考えています。
身寄りがなく、現在は一人暮らしをしています。親類との付き合いも無い状況で、将来的なお墓の管理や自身の納骨について不安があります。必要であれば、お墓じまいの方法や、身寄りがない場合の供養の選択肢について、どのような方法があるか教えていただけますでしょうか。
(T 様)
T様
ご相談ありがとうございます。墓石情報の寺田です。
おっしゃるように、お墓を継続することが難しい場合、永代供養先を探すことに加え、お墓じまいの準備を進めることが適切です。まずは、以下のような選択肢の検討が可能だと思われます。
まず、現在のお墓がある場所で「永代供養の仕組みを導入できるかどうか」を、墓地管理者に相談してください。寺院や霊園の一部では、既存の墓地に永代供養の仕組みを付与するプランを用意している場合があります。この場合、現在のお墓を新しい場所に移さずに供養ができるので、手続きや費用の負担が軽減される可能性があります。
もし現在のお墓で永代供養が難しい場合は、永代供養の仕組みが付いた引越し先(お骨の移動先=改葬先)を探すことが必要になります。この場合は、主に以下のような選択肢があります。
◆永代供養墓
寺院や霊園が永続的に供養を行うお墓で、個別墓地や合祀(他の方と共同)などを選べます。
◆樹木葬
寺院や霊園が管理する方法で、樹木や小さめのお墓の下にお骨を埋葬します。将来、跡を守る人がいない場合も、管理者が永代供養や共同墓への移動などをしてくれる仕組みが付いていることが多いです。
◆納骨堂
ロッカータイプやお仏壇タイプなどの個別の部屋に安置します。個別スペースが確保され、永代供養を選べるプランが多く、屋内外の施設が増えています。
これらの選択肢を検討する際には、お骨の引越しに伴う改葬許可の手続きや、お墓じまいに伴う墓石撤去などが必要になります。一般的には、お墓じまいを依頼する石材店が、様々な疑問点に答えてくれるケースが多いです。
以上です。
お骨の引越し先を含め、永代供養を決定するにあたっては、費用や内容を事前にしっかり確認して、ご自身の希望や状況に合ったものを選ぶことが大切です。T様のご参考になりましたら幸いです。
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