雪で白くなりはじめた頃にお墓に到着 / お彼岸とお正月は欠かさずお墓参りに

私は関東に暮らしているのですが、他県である埼玉県に父のお墓があり、よくお彼岸には行くようにしています。数年前の３月、前日まではそれなりに暖かく春らしい陽気だったのですが、お墓詣り当日は天気予報であまり当日は天気が良くないと出ていました。一応、スプリングコートにＧパンを着て傘を持参して、いとこの車でお墓に向かいました。

自宅から車で２時間ぐらいなのですが、目的地周辺に近づくにつれ、本当に天気が悪くなってきて雨が降り出しました。途中、お墓に備えるお花を購入するために車から降りてみると、ものすごい寒さでちょっと薄着で来てしまった感じがあり後悔しました。

その後、お墓に向かって車で移動していくと、なんと雪が降り始めました。それも結構な量で、若干、住宅の屋根が雪で白くなりはじめた頃にお墓に到着しました。通常であればきちんと掃除をして、お花をきれいに飾って、お線香をあげるのですが、雪の降り方が激しくなってきて、掃除どころではなく、短時間でお花を飾ってお線香も消えてしまうのであげることなく終了しました。

その後、雪は徐々に小降りになりやみましたが、一体何をしに行ったのかよく分からないお墓参りでした。やはり天気予報はもっとしっかりチェックして、場合によっては日にちの変更も必要だと感じる出来事でした。

義母が亡くなったのは、子供がまだお腹にいる時でした。子供が一歳になるちょっと前のお彼岸に、初めて子供とお墓参りに行きました。それまでは、墓地の場所も家から遠く、山を切り開いて作った墓地なので坂道や階段もかなり登らなければならない所にお墓があるため、なかなかお参りに行けませんでした。

お彼岸でもあるので、お参りに来ている人も沢山いました。お参りする前に、ご住職にご挨拶をしたら子供にお菓子をいただきました。子供がお墓参りに来ることに対して、偉いと褒めてくださいました。他の子供達にも同じ様にされていました。

子供は嬉しそうにしていました。子供が一緒だと、お参りに来ていた方々に声をかけていただき心が温かくなりました。子供は初めてのお墓参りで、良く分かっていませんでしたが手を合わせていました。

義母には直接は会えませんでしたが、お墓参りに来る度に義母の話をしていこうと思いました。それからは子連れで毎回、お彼岸とお正月は欠かさずお墓参りに行っています。