永代供養か、実家のお墓を修理して娘に継いでもらうか、どういう選択がいいのでしょう?
永代供養か、実家のお墓を修理して娘に継いでもらうか、どういう選択がいいのでしょう?
70代の夫婦です。最近主人とお墓のことについて話しています。
主人は次男ですので新たにお墓を建てるつもりでしたが、そのお墓をどうするべきか悩んでいます。
私は長女で、菩提寺にある私の実家のお墓には両親が入っており、私はそのお墓の名義人でもあります。
もう33回忌を迎えるのですが、そのお墓に入るという選択肢もあるのかなと思い始めました。
ただし、ずいぶん前に建てたお墓ですので改修が必要で、その分の費用もずいぶんかかると思いますし、
苗字の違う嫁いだ私と主人が実家の両親のお墓に入ってよいものかとも考えてしまいます。
また、私たち夫婦には、娘が一人いる以外には身内がおりません。
娘は結婚するつもりはないようで、将来的には娘がいなくなればお墓を継ぐ人がいなくなることになります。
お墓を修理しても、そのときになって娘にとってお墓が負担になってしまわないかとも心配です。
そうしたこともあって、インターネットで見た「永代供養」というものも考え始めました。
今の時代、私たちと同じようなケースは増えていると思うのですが、こういう場合、今あるお墓に入るのとと永代供養墓と、どういう選択がいいのでしょう?
どうしたらよいか分からず、困っています。
(はなみ様)
この度はご相談をいただきましてありがとうございます。
全国墓石・石材店情報の寺田です。
早速ではございますが、
ご相談いただきました件についてです。
後を継がれる娘さんがいらっしゃるということですが、さらにその先の将来を考えられて、お墓をどうすべきかお悩みなのですね。
おっしゃるように、永代供養という選択肢もありますし、
娘様の代までは確実に継ぐ方がおられるということになりますので、今あるお墓を改修・修理するという選択肢も十分に検討の余地があります。
まずは、ご両親の建てられたお墓を改修・修理して入られる場合、ご両親と苗字が違うので入っても良いのかためらわれているとのことですが、
お寺様に確認されて、「入ってもよい」というお話であれば全く問題ないと思います。
そうした場合は、お墓の正面にご両家のお名前を書かれたり、お寺様の宗旨に応じたことば(お念仏やお題目など)を記されることが多いです。
また、永代供養をされる場合も、やはりお寺様にまずはご相談されるのがよいかと思います。
今あるご実家のお墓はお墓じまいをして、そのお寺様の納骨堂などで永代供養していいただくという方法もありますし、
もし立地などの理由でお参りがご不便ということであれば、近所の永代供養施設を取得するという方法もあります。
いずれにしても、お寺様へのご相談が必要になってきます。
また、個人的には、お寺様にお話しする前に、娘様と一度お話しされることをおすすめいたします。
娘様のご負担を心配されてご自身ですべてを・・・というお気持ちも十分に分かりますが、
将来的にお参りをされるのは娘様になりますので、「実はこういう風に思っているんだけど」としっかり伝え、
娘様のご希望も聞かれて、この機会にじっくりとお話しされてみてはいかがでしょう?
お墓のことはなかなか具体的には話しづらいことかもしれませんが、
お一人で抱え込まず、ご家族でよくお話し合いになって、はなみ様のお気持ちが落ち着くことを祈っております。
以上です。
お役に立てれば幸いです。
このご相談には私が回答させていただきました。
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