娘と初めてのお墓参り
京都府で、主人の方の先祖代々のお墓参り

・お墓参りの時期 : 春のお彼岸
・誰と:主人と子供と義母
・27歳/女性

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主人の家の先祖代々が眠るお墓は、京都でも観光地として有名なお寺にあります。他府県出身の私は、こんな有名な観光地に普通の一般家庭のお墓があることにはじめ驚きました。

私も主人も先祖は大事にしないといけないという考えなので、お盆を初めお彼岸や命日など、都合がつけばなるべくお参りにいくようにしています。ただ、このお墓にたどりつくにはかなりの長い坂道を登らなければならないので、下の子が生まれてから、しばらくはお参りにいけませんでした。

昨年の春のお彼岸、そろそろ下の娘も連れて行かなければならないなとうことで、主人と上の息子、義母とでお墓参りにいってきました。相変わらず観光客で大賑わいの中、長い坂道をひたすら登りました。子供たちも文句言わず頑張って上りきりました。お墓は、坂を上りきった京都が一望できるところにあります。

私は、主人の祖父母を初めその前のご先祖様は誰も面識がありません。ですが、ずっと古都京都に住み商売をやってきた家系と聴いています。見晴らしの素晴らしいお墓はこの美しい街京都を守ってきた人たちにふさわしい場所だといつも思います。その日は天気もよく、桜もちらほら見え気持のいい日でした。

下の娘は初めてのお墓に少しとまどっていましたが、まわりの人に合わせ、きちんと手を合わせることができました。私も日ごろの感謝と娘が生まれたことを報告することができました。日々の忙しさの中で、感謝する気持や、穏やかな気持を忘れがちですが、お墓参りはそのような気持を思い出すいい機会でもありました。

 

先祖代々眠っています
鹿児島県で、先祖代々のお墓参り

・お墓参りの時期 : 秋のお彼岸
・誰と: 母と2人で
・32歳/男性

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少しだけ風のあるよく晴れた秋の日に、母と二人でお彼岸のお参りに行きました。お盆の時はお参りできた父ですが、どうしても朝からは仕事の都合で行けないとのことでした。本来なら家族みんなで行きたかったのですが、仕方がありません。

まず行きがけにお線香とロウソクを買ってから、先祖代々眠っているお墓へ向かいました。お墓へ着いたら、枯葉や雑草を取り除いて枯れた古いお花も処分しました。先に他の親族が来ていたようです。

周りを綺麗にしたら、予め前日に用意しておいたお花を挿してお水を墓石にかけました。ロウソクに火をつけ地面に置き、線香にも火をともします。線香独特の匂いが広がって厳かな気持ちになりました。

線香を供えてお墓の前で手を合わせ目を閉じ、二人で静かに近況の報告をしました。なんだか心が落ち着いて、頭がすっきりしたのを憶えています。

実家に帰ってから、お彼岸ということで母が祖母直伝のおはぎを作ってくれました。懐かしくて甘くて、緑茶によく合い美味しかったです。

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