合格祈願のお墓参りだったはずが
三重県で、祖父のお墓参り

・お墓参りの時期 : 秋のお彼岸
・誰と: 一人で
・18歳/女性

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恥ずかしながら、大学受験が控えているときに、合格祈願の意味を込めて、藁にもすがる気持ちで、ご先祖さまにも願掛けしようと、ひとりお墓参りに訪れました。小さい頃親に連れられて来た覚えがあるものの、およそ10年参っておらず、墓石までの道筋もうろ覚え状態。

しかしどうにかこうにか、山道を抜け、たくさんの墓が設置されている墓地にたどり着くことができました。祖父の名前が彫られた、立派な黒い色の墓石まずは丹念に、雑巾で墓石や灯籠を掃除周囲の草抜きもしっかりと。

お花と供え物をし、お線香をあげました。「ワタクシ事の願いで恐縮です、何卒大学受験をお見守りいただきたく」と墓前に手を合わせ、先祖代々の霊に語りかけるよう、何度も何度もお参りをしました。

その後、お参りの甲斐あってか、無理目と言われていた第一希望の大学に無事合格!再度ご先祖さまにお礼に行こうと、父母を連れて墓地に行ったところ「その墓はうちの墓ではない」と。

わたしが参ったお墓は、偶然にも祖父と同姓同名なだけのまったくの別人の墓でした・・・・・長い間お参りしていなかったとはいえ、このような間抜けなことをしでかしてしまいご先祖さまに顔向けの出来ないわたしです。

 

天国からありがとう
大阪府で、祖母とおじのお墓参り

・お墓参りの時期 : 春のお彼岸
・誰と: 両親と妻と子供
・ 40歳/男性

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私の祖母とおじのお墓は私の住んでいる町から電車で約20分のところにあり、比較的近くにあるので、お墓参りと行っても苦にはなりません。お彼岸でなくても月に一回はお参りに行きます。

ただ、生前にお世話になって人たちであること、いつも私をかわいがってくれた人たちでしたから、お彼岸のお参りの時は気持ちを込めてお参りさせてもらっています。

今年はお彼岸のお参りの時はすごく暖かく、気持ちよく行くことができました。お墓を綺麗に清掃してお水をかけ、お花をそえて線香をたてて手をあわせて今日ここに来たことを報告、自分の子供が無事成長できているのもお二人のおかげですと伝えました。

その時、少しだけ冷たい風が吹いたかと思うとまた暖かい状態に戻ったのです。なんだか天国からありがとうと言わんばかりに教えてくれたのかなと思うとすごく嬉しくなりました。

もう一度お会いして孫を見せたい、孫をみぬまま旅立ったふたりにゆっくりと孫を見せてあがたいと思うのが私の今の気持ちです。

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