お彼岸の中日の午後に
奈良県で、父、母のお墓参り
・お墓参りの時期 : 春のお彼岸
・誰と: 主人と
・57歳/女性
私の実家の墓は他市にありますので、なかなかお参りに行けません。お正月やお盆にお参りしたり、彼岸にお参りしたり、小用で実家へ帰ったのを利用してお参りをしています。
最近は春彼岸にお参りしました。主人と私のスケジュ-ルが上手く合いました。周囲は木がうっそうと茂っていますが、街の中の墓地なので比較的きれいに整理整頓されています。一軒当たりの墓地の面積も半畳くらいで、墓石が押し合い圧し合いしている感じをいつも受けます。
お参りするお墓はその墓地の中で3か所に分かれています。私の父母は健在ですので、祖父母の墓、母の兄弟の墓などにお参りします。先日の彼岸の時は、先にお参りの方があったのか綺麗なお花が活けてありました。
この地方はお墓に色とりどりの美しい花を活ける習慣があります。ある意味華やかでいい感じがします。お彼岸の中日の午後ですが、お参りの人は僅かでした。
何か寂しい気持ちがします。ご先祖様を敬う心が薄れているのでしょうか。
お彼岸には必ず家族揃ってお参りします
大分県で、義理の母のお墓参り
・お墓参りの時期 : 春のお彼岸
・誰と:夫と子供二人の家族4人で
・43歳/男性
義理の母が眠るお墓は、車の通りが少ない緑豊かな環境にあります。家から遠い距離ではないのでお彼岸の日には必ず家族揃ってお墓参りに行くようにしています。
お墓に着いたらまず、掃除から始めます。私が、枯れた花を取り除いたら、夫と長男が水で濡らした布でお墓を丁寧にふいていきます。その間に私と娘が墓石周りの雑草をとったりゴミを拾ったりします。
きれいになったところで持参した新しい花を花器に合う長さにカットして入れます。お花のお供えが終わった後に夫が墓石の上から水を二回ほどかけます。そして義理の母の大好物だったお菓子をお供えします。
この日は、ぼたもちと大福をお供えしました。お供えの準備が整ったら、夫がろうそくとお線香に火を点けます。各自数珠を手に持ち夫の挨拶が始まります。
「今年のお彼岸も家族全員そろってお参りに来ることが出来ました。皆、それぞれ元気に頑張っています。」と言い、その後に揃って合掌します。
掃除を終え合掌した後は、とても気持ちがよいものです。帰り道は、いつもより家族の会話が多い気がします。