祖父と長い間心の会話
神奈川県で、父方の祖父のお墓参り

・お墓参りの時期 :春のお彼岸
・誰と:両親と3人で
・30歳/女性

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社会人になるまでは、春のお彼岸、秋のお彼岸と西東京の実家から父の運転する車に乗って神奈川県までお参りに行く事が一大イベントだった我が家。

父は3人姉弟の末っ子でありますが、長男でもあり、お墓を守っていくという責任を常に感じていたのだと思います。だから、毎シーズン、私たちを連れて行ってお参りをしていたのだと思います。

お彼岸中の祝日は、お墓参りの人々で、霊園周辺の道路は大混雑したのを覚えています。渋滞で苦労してからは、朝早くに起きて向かうようになりました。午前中に掃除してお花を添えて、お菓子を供えてお参りします。午前中に済ませるようになってからは、お参りに行くと非常に気分が清々しくなったのを覚えています。

社会人になり、不規則な生活が続き、なかなか休みも取れない状況でお墓参りにも久しく行っていない状況が何年か続きました。久しぶりに実家の両親が行くというお参りの日が私の休日にあたり、一緒にお参りに行きました。久しぶりだったし、お墓で会ったことはない祖父と長い間心の会話を交わして家路につきました。

するとどうでしょう、すぐに、なかなか恵まれなかった子宝に恵まれたのです。なんか、あの時、天国から祖父がそろそろ準備が整ったね、と言ってくれて、背中を押してくれたのかもしれません。

 

お墓参りをしてよかった
埼玉県で、先祖代々のお墓参り

・お墓参りの時期 :去年の春のお彼岸
・誰と:一人
・40歳/女性

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私は仕事やなんやかんやでお墓参りに行く機会が長年ありませんでした。しかし去年のお彼岸は暇が出来ましたので、母方の先祖代々が眠っているお墓にお参りに行きました。私が住んでいる場所からお墓までは電車で2時間弱かかる場所にあります。

その日は朝早くに起きて、家を出ました。そしてお墓には9時ごろに着く事が出来ました。お彼岸の頃はお参りの人が多いと思い、早目に来たのです。そのおかげでお参りに来ている人は一人もいなく、ゆっくりとお参りをする事が出来ました。

墓石の周りにはたくさん雑草が生えていましたので、草むしりに一番時間を費やしました。おかげで周りがさっぱりして、私の心までさっぱりしました。先祖代々も草が無くなった事で気持ちよくなってくれたのではないかと思い心が安らぎました。

墓石に水を掛けてから線香に火を点け、お参りしました。暫くお参りに来なかったことを詫びながら、しばらく手を合わせていました。お参りをしたことで今までのもやもやしていた気分が一気に晴れ渡り、お墓参りをしてよかったと思いました。

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