天国で見て欲しいから
東京都で、祖母のお墓参り
・お墓参りの時期 :秋の彼岸
・誰と:母と妹
・33歳/女性
私は横浜に住んでいて、大好きだったおばあちゃんは、二十歳くらいの時に亡くなってしまいました。その後就職しても結婚しても、毎回彼岸にはお墓参りに行っていました。
数年前に長女を出産し、次女と続けて年の近い子供を産んだので、ここ数年お墓参りに行けず。結婚して数年なかなか子供が出来なかったのですが、一人でおばあちゃんのお墓にお参りに行ったとき、ひ孫見せられなかったけど、天国で見て欲しいから、私にも子供ができるよう応援してねとお参りしました。
そしてその時にすでにお腹に長女がいたようで、数日後わかった時は凄くうれしかったので、これは産まれたら早くおばあちゃんに報告しなくては。と思っていました。しかし、なかなか子連れで行ける距離でなかったので、今回主人にお願いして妹と母親と報告しに行くことができました。
久しぶりの母娘三人の墓参りで、一緒に帰りに食事をしたり話をしたり、おばあちゃんのお墓参りに行けたおかげで、母と妹とも楽しい時間を過ごせました。次回は子供たちも連れて行きたいと思います。
お花を添え手を合わせました。
京都府で、夫の祖父・祖母・伯父・伯母のお墓参り
・お墓参りの時期 :秋の彼岸
・誰と:夫と二人で
・53歳/女性
長かった同棲期間に終止符を打ち入籍したのが去年の6月でしたので、夫側のお墓参りをするのは初めてでした。住んでいるところものどかな田舎町ですが、墓地があるのはさらに町を抜けた小高い山の上です。
今は常駐しているお坊様もいないような小さなお寺さん。でも時々は掃除や管理に来られるらしく、荒れた感じもなく農作業に出かけた後の農家のような佇まいでした。小さな池があり、鯉がのんびり泳いでいました。
お墓の周りには木々が生い茂り、影を落としています。お彼岸といってもまだまだ蒸し暑い季節ですがここには涼やかな風が流れ、深々とした雰囲気が心穏やかになれました。池の横にお参り用の手桶とひしゃくも置いてあったのでお借りして墓石に水をかけ、持ってきたお花を添え手を合わせました。
「初めまして○○と申します。これから○○家の一員としてよろしくお願いします」と心の中でご挨拶をし、これから毎年ここに来るんだな~と結婚した事をしみじみと実感したのでした。