実家は実父が初めての仏様です。 / これがまさに北国のお墓参り

春のお彼岸で、実家に行きました。わが実家は実父が初めての仏様です。ですから、新しい仏壇にお墓なんです。父は10年前にがんで亡くなりました。なにもかも初めてだらけで大変だったことを覚えています。

お参りには、母と兄と私と3人で行きました。春のお彼岸でしたので、お墓をきれいにしきれいな花を手向けました。父は派手好きでしたので、百合の花を飾りました。お墓に百合の花は豪華でいいですね。菊も日持ちがしていいですが、せっかくの彼岸ですので、ちょっと豪華にしちゃいました。

お墓のまわりの雑草などを掃除し、お水をかけて線香をたいてきました。きれいになったお墓で父も喜んでいるようでした。あまり実家にもこれないので、父とゆっくり話す時間もありません。子供の成長や家族の話しを生きていたらたくさんできたのにっていつも思います。

野球好きだった父は、もし元気だったらわが孫、長男の野球の試合にいつもきていたのでしょうね。きっと見たかっただろうな、そう思うと涙が出てきました。

私の住む岩手県北上市は3月でも雪が降り積もるとても寒い所です。今年は特に雪が多く、3月の下旬だというのに大雪警報が出るくらいの雪の多い年でした。先日3月23日にお墓参りに出かけたのですが、その日は晴れていたものの雪が地面に残っている状態でした。

我が家の家族は父、母、私、嫁、娘（1歳）の五人家族ですが全員休みのシフトが違うので家族全員でお墓参りなどはなかなか出来ません。その日は私が休みだったので祖母を迎えに行き、娘と3人でお墓参りに行ったのですが、足の悪い祖母の手を取り、まだ歩き始めたばかりの娘を抱えながらの状態でとても大変な思いをしました。祖母も足が悪い中で雪道を歩くのも大変そうでした。

お寺も広い敷地の中で通り道は狭いので雪掻き出来ないのは仕方ないとは思いますが、これがまさに北国のお墓参りの現状です。今回ばかりはお参りに行く前日に雪掻きをしておけば良かったと私自身も反省しました。

それと祖母と小さい娘と3人で行くのは大変なのでもう一人予定を合わせて休みをとってもらえば良かったと思いました。