私は雪の積もるお墓参りが大好きです。
北海道で、祖父と祖母のお墓参り
・お墓参りの時期:今年の春のお彼岸
・誰と:両親と伯父
・24歳/女性
今年は例年より雪が多かったせいか、お墓は一面雪に覆われていて墓石が見えないくらいでした。お墓の中の通路はきちんと除雪されているのですが、お墓のあるエリアは全くの手つかずです。祖父母が眠るお墓は通路から3番目なので、まずは手前の2つのお墓の前の雪をよけることから始まります。
雪の深さは墓石をすっぽりと覆ってしまうほどなので祖父母のお墓に辿り着くまででも一苦労です。いざお墓の前についても、今度は埋もれた墓石を掘り起こさなければなりません。全員でスコップを使ってなんとかお墓は姿を現しましたが、お花を差すところにも雪が詰まっていて、また苦戦しました。
雪に埋もれたお墓を無事に掘り起こせたときはちょっと嬉しかったです。きっと祖父母も久々に雪の中から出られて嬉しかったと思います。北海道は毎年春のお彼岸には雪が残っているのですが、今年は本当に多かったです。
そのせいもあって、例年よりお墓参りに来ている人は少なかったです。気温が低いため春のお彼岸の時は設置されている水場は凍ってしまうため使えません。そのため、水も家から持っていかなくてはならないし、雪かきをするためのスコップも持参して行かなければなりません。
でもこの真っ白な景色の中、お墓参りができるのは北海道だけだと思うと感慨深いものがあります。大変でも私は雪の積もるお墓参りが大好きです。一生懸命汗をかいて雪をよけ、やっと祖父母に会えた時の嬉しさや安堵感が味わえるのは北国ならではです。
叔父が亡くなってから初めてのお彼岸
滋賀県で、祖父母、叔父のお墓参り
・お墓参りの時期 :春のお彼岸
・ 誰と:母と2人で
・42歳/女性
去年、母の兄、私からいうと叔父が亡くなりました。叔父が亡くなってから初めてのお彼岸です。母の実家のお墓は、実家から歩いて行ける距離にあります。母の実家に車を停めて、歩いてお墓参りします。
お墓は、バックに山並み、周りには田園が広がるのどかな場所にあります。毎年、お彼岸にお墓参りに行くと、すでにきれいなお花が供えられているので、お花を入れる場所がありません。ですから、今年はお花を持って行かず、実家の仏壇にお供えする果物を持って行きました。
お墓へはお水と線香だけ持って行きました。私の家のお墓は、きちんと区画がされていますが、母の実家のお墓は元共同墓地に建っているので、しっかりとした区画がされていません。両隣のお墓が最近新しいお墓を建てたので、母の実家のお墓は両側から押され気味でかわいそうでした。
区画がないので先に建てたもの勝ちみたいな感じになっています。もしもこの先、新しいお墓を建てるとしても、この幅では大きなお墓は建てられないでしょう。