順番に墓石の前に立ち、手をあわせ / お線香をつけてちゃんと挨拶

春のお彼岸に曽祖父のお墓参りに行ってきました。その日は天気もよく気持ちのいい日だったので、お墓参りもとても楽しかったです。また毎年お墓参りに行くときには家族だけで行くことが多いのですが、そのときは親戚も一緒に行くこととなり、大人数で行くということがまた楽しかったものです。

そうして合計十人を超える大人数で曽祖父のお墓まで行き、曽祖父もずいぶんとにぎやかなことに驚いたかもしれないなと思いました。みんなで墓石やその周りをキレイに掃除して、草むしりをして見違えるようにキレイになった曽祖父のお墓を見て私は大満足でした。

そうして一人ずつ順番に墓石の前に立ち、手をあわせていきました。合計十数人なので順にお参りをしていくだけでもずいぶん時間がかかりました。曽祖父としてはみんなの報告が聞けて嬉しかったのではないかなと思います。そして墓参りが終わった後は近くにあった食堂で食事をし、久々に親戚一同で集まることができて楽しい一日となりました。

私の祖母と妹が眠っているお墓が自宅の近くにあります。だいたい車で10分程度で、お天気が良ければお散歩がてら歩いても行ける距離です。まだ娘が小さいのでお墓参りも一苦労です。

お墓というのがどういうものかわかっていないので、霊園で走り回ったり他の家のお墓を触ったりします。その都度ダメだと叱ってダメな理由も説明するんですが、怒られた時だけは「ごめんなさい」と言いますがまた5秒後には同じことをして叱られる始末です。

本当はあまり小さい子供を連れて行かない方がいいのかもしれませんが、子供から見てひいおばあちゃんとおばさんです。やっぱり家族でお参りしたいです。お墓参りの困り事としてはゆっくり墓石を掃除したり、雑草を抜いたり、お花をキレイにいけたりする暇がないということです。さっと帰らないと大変なことになってしまうからです。かといって一人で行くのも子供を預けるところがないので難しいんですよね。

けれど毎年ちゃんと行って少しずつでもお墓参りとはこういうものだというのを学習していってくれて、一緒に掃除したりキレイに花をいけたり、お線香をつけてちゃんと挨拶して帰れればいいなと思っています。